最終更新日:

Web広告×データ・ドリブンマーケティング

Web広告×データ・ドリブンマーケティング

■前段

Web広告を運用していて、「コンバージョン数は取れているが、コンバージョンの質が落ちてしまった」、「コンバージョン数が落ちているから新しいターゲットを見つけてほしい」、「サービスを利用してくれるユーザーだけのコンバージョンがほしい」などお客様から様々なご要望をいただくケースがあると思います。今回はお客様の要望に対して、管理画面のデータだけでなく、他データを活用した運用方法についてご紹介させていただきます。

■管理画面データ以外で活用する代表的なデータ例のご紹介

弊社が広告運用を行う際に管理画面以外のデータで用いるものは大きく2つあります。

・GA4データ
・トランザクションデータ(利用情報 等)

GA4データは、どんなユーザーが、どんな流入元から、どんなコンテンツを見てコンバージョンをするかを確認することができます。ユーザーをイベント(サイト内での行動)で把握できるため、検索クエリ(ユーザーニーズ)に合わせて適切な遷移先を判断するのに役立ちます。

他にもGoogleの配信メニューのDSAで登録するURLの選定を行う際の判断基準にもあると思います。広告遷専用LPだけでは調整ができない、ユーザーの細かいニーズに合わせた配信設計を行うことができます。

続いてトランザクションデータです。ここで記載しているトランザクションデータは「サービス利用情報」と適宜をし、記事を書いています。サービスの利用情報になるので、実際にサービスを利用してくれているユーザー情報の宝庫となります。「このデータからペルソナを作って、ディスプレイ広告に活用する」「利用ユーザーに類似したユーザーに広告配信を行う」など様々な活用を行うことができます。

■GA4データ、トランザクションデータまで活用するメリット

GA4データ、トランザクションデータを活用することで、サイト流入~利用まで様々なポイントでWeb広告の活用が行えるため、お客様の課題に合わせて配信メニューの決定を行えることができ、目的の擦り合わせもスムーズに行えることが一番のメリットだと考えますし、配信効果の振り返りを行いやすくなります。

■Cookieレス時代の今だからこそ…

Web広告運用は、3rdParty Cookieに依存する部分が非常に多くなっております。一部では2024年にはより規制が厳しくなり、日本でも大きな影響が予想されています。Web広告運用を行う際にはお客様データの活用は必須のレベルになる日ももしかしたらそう遠くもないかもしれないと筆者は考えています。だからこそ、管理画面データだけに頼る運用から脱却を図り、よりデータ・ドリブンな広告運用を行う力が重要だと考えます。

■まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。今回は「Web広告×データ・ドリブンマーケティング」をテーマとさせていただきました。Web広告運用を行う際に管理画面データだけに頼らない運用を行うことの重要性をご理解いただけたと考えております。のこの記事を読んで、軽く相談をしてみたい、JDDLをもっと知りたい感じてくださった方は、ぜひ下記よりお問い合わせいただければ幸いです。

お問い合わせはこちらから

この記事を書いた人:

プロジェクトマネージャー データプランナー
総合広告代理店に13年勤める。コピーライター、クリエイティブディレクター、制作マネージャーを経験。前職の後半ではアカウントプランナーも兼務し、クライアントの事業課題からデジタルマーケティングを中心に最適なソリューションを提案。200社以上のクライアントにコンセプト設計・タグライン作成、サイト流入、サイト制作、サイト運用、サイト改善を実施。2021年9月よりjeki Data-Driven Labに入社。